ブログ「みくにの書」へようこそ

こんにちは。

みくに国際学園を主宰する特定非営利活動法人国際教育研究会理事長の福田眞です。

 

新型コロナウイルスの話題で明け暮れた激動の2020年でしたが、クリスマスを迎える前に学園公式ホームページにて「みくにの書」と題するブログページを開設できましたことを、学園の足跡としてたいへん嬉しく思います。

 

みくに国際学園は、7年前の2014年4月に廃校となった“みくに小学校”を新潟県の湯沢町からお借りして2015年に開校いたしました。

これを始められたのは、長きにわたってBYU本校でアジアの言語学部の教授として教鞭をとられ、昨年の7月に退官なさった渡部正和教授です。渡部先生は、日本の末日聖徒の若い世代の兄弟姉妹たちが効果的に英語を学んでBYUやアメリカの大学で学び、日本人として国際人の仲間入りを果たし、世界の国々で一人でも多くの人々に奉仕出来るようになっていただきたいという考えで始められたのです。 

 

長い間、アメリカで言語学教育を研究してこられた渡部正和教授は、学生一人ひとりの能力を見ながら、どのような“学び方”が最も効果を引き出せるかを指導する「学生中心のトータルな教授法」を開発されました。この教授法がどれほど素晴らしいかは、みくに国際学園に見学に来られた方々からいただいた賛辞の言葉で私自身もよく分かりました。

 

「みくに国際学園」の設立の趣旨には、英語を効果的に学ぶ他に自立・信仰・繋がりがあります。

これまでにみくに国際学園で学ばれた方の多くが、ハワイ校をはじめとしたBYU系列校や米国の大学に進学されました。また、日本以外の国々に専任宣教師として赴いていかれました。みくに国際学園で学ばれるまでモルモン書を読んだことのなかった若者が、モルモン書を開いて熱心に読むようにもなり、このような方々の中から数人のバプテスマを見るにも至りました。

 

こうした一つ一つの積み重ねに、学園で学ばれた生徒さんの親御さんからも感謝の言葉をいただくことも多くあり、みくに国際学園を主宰する「特定非営利活動法人(NPO法人)国際教育研究会」の理事長として、大変嬉しい限りであり、胸を張って若人の皆さんを招き入れる準備ができていると申し上げたいのです。国際教育研究会は学園の運営において営利を目的とせず、あくまでも一人でも多くの若人に学んでいただきたいという趣旨を掲げています。幸いにも、多くの方がこの趣旨に賛同してくださり、熱意あふれるご奉仕とご厚意の寄付で運営できております。従いまして、受講する学生の皆様からいただく受講料はほとんどが実費のみとなっております。

 

一人でも多くの方が、このみくに国際学園にお出でになられるのを心よりお待ちいたしております。

 

特定非営利活動法人 国際教育研究会

理事長 福田 眞