学園からのご提案

未来を担う若人の皆さんへ


世界中には、日本国内も含めてあなたが目指そうとしている道を明るく照らしてくれる優れた教師と整備された学習環境を有する多くの大学があります。大学進学を考える皆さんが、若いときに知識と経験を積極的に求め、あなたと周囲の人々、さらには、あなたが将来築く愛する家族に長期的な幸福をもたらす“生き抜くチカラ”を得ていただきたいという思いは、あなたがみくに国際学園の受講生であるかないかに関係なく、講師陣を含む学園運営に携わる者全員が心から願っていることです。

 

みくに国際学園は、決して留学することが全ての若人にとって必要だと言っているわけではありません。

人生の生き方は一人一人違いますし、自分の得手不得手、好き嫌いもあります。自由に自分の道を見つけ出し、自信を持ってその道を歩むことです。どのような決断にも付随する利点と不利点とがあり、その利点・不利点に対して責任を取れるのは自分でしかありません。自分で利点・不利点を吟味して勇気を持ってその道を歩み始めることです。誰にも将来どうなるかということはわかりませんし、自分で計画した道を進んでもその通りに進む人生などはほとんどありません。自分で決めた道を歩み始めて分岐点に立ったら、その都度どちらの道を歩むか吟味して決断を求められるのが人生です。

学園ができること


自らの進路を考え、決めて、進む ―― この世に生を受けて十数年しか経たない皆さんが、その数倍の人生を歩むために“今”しなければならない選択と決断には、精神的にもかなりのエネルギーが必要であることを私たちはよく理解しています。その上で、もし皆さんが米国への留学を熱く希望されるのであれば、私たちはこれまで培ってきた専門知識や経験を使って、あなたの貴重な“時間”と“資金”をできるだけ効果的に使えるように支援したいと考えています。

 

みくに国際学園は、以上のような考えを基軸として学園が掲げるミッションに則り、

米国留学、特に「ブリガム・ヤング大学」およびその系列校である「BYUアイダホ校」や「BYUハワイ校」への留学を目指しておられる若人の皆さんを支援するという明確な目的を掲げています。

 

中学/高校時代 >>>

>>> 高校卒業後 >>>

>>> 大学

①学期内に「E塾」で学ぶ

-1学期(週2回×3ヶ月)

-年間3学期実施(春・秋・冬)

-オンラインのみ

 

②夏と冬の休み期間に「合宿」で学ぶ

-1合宿(毎日×3週間)

-年間2合宿実施(夏・冬)

-湯沢滞在 もしくは オンライン

①必要に応じて、学期内に「E塾」で学ぶ

-1学期(週2回×3ヶ月)

-年間3学期実施(春・秋・冬)

-オンラインのみ

 

「学期」で学ぶ

-1学期(週5日×3ヶ月)

-年間3学期実施(春・秋・冬)

-湯沢滞在 もしくは オンライン

-進学予定に合わせて年1回か2回

① BYUハワイ校

-英検2級A

-2月/9月

中高生には奨学制度があります。

最初の学期で基準を満たせば、2度目の学期受講時に100,000円の受講料が減額される奨学制度あり。  

 

そのために

  1. 英語脳を作る実証済みの言語学習プログラム
  2. 実績ある一流講師陣が“言語”と“内容”の習得を目的とした英語によるコンテントベースのエマージョン授業
  3. BYU Idaho Pathway Program の学習支援
を提供します。
  • コンテントベースとは、英語を単に語学として学ぶのではなく、学びたい「内容」を「英語」で聞き、読み、書き、話すことで知識と語学4技能の総合的な理解と定着を加速させる実践的学習法です。授業内容は単位認定に優位な科目で、ほとんどアメリカの大学のクラス、ないしはそれをなるべく簡単にしたものです。
  • エマージョン授業とは、授業の時間だけでなく日常のコミュニケーションまでも英語で行うことにより、五感からの入力に対して習得したい言語(英語)で反応を求められる環境、つまり英語を英語で考える力を身につけて、英語に浸りながら経験によって学習の定着を図る授業のことです。

留学への心構え


皆さんの理解を深めるために、学園からの提案にもう少し詳しく触れていきます。

 

〔1〕 大学教育を受けながら、英語の能力を上達させること。

グローバル化する現代社会を生きる皆さんにとって、日本国内にいたとしても公用語である英語能力は不可欠な状況ですし、ある程度使えるようにしておくべきということは既に感じておられることでしょう。しかし、そこで日本人が勘違いしてしまうのは「英語」を学ぼうと専念してしまうことです。英語がコミュニケーションの道具である以上、それが密に行われるためには「素材」が必要です。

その素材は「教育」を受けて蓄えていきます。だから、英語の習得とコミュニケーションの素材の両方を最短距離で得ようと考えるなら、専門的な知識を日常的に、しかも英語で得られる大学の授業を受けることなのです。しかしながら、自分自身でそのように考えることができるようになる年齢は大学受験まで数年とない時期にさしかかったときかもしれませんので、一つのご提案はBYUの系列校の一つハワイ校(BYUH)に進めるまでの英語の力を伸ばしてみてはいかがでしょう。

日本人にとって、BYUHを選ぶことの最大の利点は英語のレベルがそれほど高くなくても入学でき(とは言っても、英検2級は求められますが…)、入学後も熱心に学べば授業についていくことができます。日本人の場合、プロボにあるレベルの高いBYUに入ろうとすれば、英語の能力がそのレベルに達するまでに相当時間がかかってしまい、時間と資金を浪費してしまいます。

なるべく早く、実際の授業が履修できるレベルに達したら大学の授業を受け、卒業を目指して勉強していくことです。そうすれば、英語の力も自ずから上達して行きます。つまり、英語だけを勉強せずに、英語を使って内容のある専門科目を勉強し始めることです。もちろん、最初は辛く感じるものですが、段々と慣れていきますし、好きな専門科目だったら言語のハンディーを感じないくらい優秀な成績が収められるようになります。そしてなるべく早く卒業して就職するなり、レベルを上げて専門分野を広く受講できる大学へ転校するなり、もっとレベルの高い大学院へ進むなりして、さらに英語の能力を向上させていくことです。

 

〔2〕大学教育を受けながら、国際社会を経験すること。

日本はどうしても国民が同類の民族でできているので、人種が違う社会を経験するのは難しいです。従って、言語だけでなく、異なる文化や習慣を体験することが文字情報から得ることに偏りがちです。BYU系の大学にはあらゆる外国人留学生が集まるのでこのような異なる世界の人々と交わる経験や日本では気がつかないような価値観を経験することができます。これはこれからの国際社会で生きていくためには欠かすことのできない、大切な経験になります。日本だけでの価値観で生活すると視野が狭くなるだけでなく、自分の持っている才能や能力に気づかないこともあります。また、それ以上に自分が持っている素晴らしい才能が潰されたり、十分に発揮されずに終わってしまう場合とてあるのです。ところが、アメリカに来て、急に頭角を現す人や非常に悠々と生活する人を見かけます。自分の能力に気づいたというか日本の社会に縛られない価値観を見つけたのだと思います。日本人である前に、人間であること、世界中の人間が神様の子どもたちであることを知るとてもいい機会です。

 

〔3〕一生を左右する人間関係を築くこと。

あまり気づかないことかもしれませんが、大学時代というのは将来を決める二つの大きな“決断”を余儀なくさせられる時期です。

一つは自分の職業。もう一つはあなたの人生に幸をもたらす友人、もっと言えば家庭を作るためのパートナー(伴侶)です。この二つの決断がこれからの人生の大半を決めていくことになるのですから、自分がどのような人と接点を持つかはとても重要です。

皆さんも選択肢がたくさんある中にあって、最善の選択と決断をするために悩む時が必ずやってきます。そんな時、自分の周りに同じような考えと守るべき標準を持つ友達がたくさんいれば、自分の人生に非常に大きな影響があり、助けになるはずです。周りに自分の理想と同じような考えの人が少なければ、同じような考えの人のたくさんいるところへ行って、そのような人と交わることです。そうすることによって自分の歩む道が自ずと定まっていきます。人の触れ合いは、人間社会に生きる限り、とても大切で、皆さんの将来を決める鍵となります。そういう意味で、人生の大切な決断を下さなくてはならない、若い時代を自分の理想や夢を共にする人々と交わる機会のあるところで過ごすことは非常に将来のためには大切なことと思います。

 

 

みくに国際学園では、留学を希望する受講生の皆さんが国内にいる内にこのような環境で学んでいただくことにより、留学本番に向けて知的にも精神的にも準備していただくことができます。主体的に進める準備は学生生活をさらに豊かなものにしてくれるでしょう。

私たちはこれまでに、このような環境を作ることに専念してきました。あとはここに集まる皆さん自身が、みくに国際学園をより良い学びと出会いの場所に育ててくださり、お互いの輝ける未来を創っていけたらと心から願っています。

みくに国際学園は、そのようなあなたを全力応援します。